みかん・柿・梨・りんご・キュウイ

使用方法（施用量10a当り）

  • 刈り草、稲ワラ、マルチ上に10a当りエヌケイ-52、５～７袋をチッソ分（硫安10kg、または尿素5kg）と共に散布します。
    鋤き込みに比べ分解は遅れますが、稲ワラ等の地表との接触部分より分解を始め、腐植物質は地中へ浸透し団粒化します。
  • 未熟堆肥は1.5～2t/10aをエヌケイ-52、５～７袋と共に散布します。
  • トレンチャーで深耕後、エヌケイ-52使用の完熟堆肥を150kg～200kg/m3埋め込みます。紋羽病の防除にはエヌケイ-52使用の完熟堆肥を、被害木の根元全面に2～3cmの厚さでマルチングして下さい。

効果と注意

  • 繊維質に富んだ植物性有機物とエヌケイ-52の使用により隔年結実の軽減につながります。また、未熟有機物を速やかに腐植化するため、ミカン等の浮き皮の発生の軽減につながります。
  • 紅色非硫黄細菌（光合成細菌）は糖度、カロチノイド色素を上げるばかりでなく、アミノ酸含量を高め、品質、貯蔵性を著しく向上します。剪定カス、稲ワラ等の粗大有機物使用による紋羽病の予防、防除にはエヌケイ-52の繊維素分解菌の抗菌抑制作用が最も効果的です。