特許No.2056151,2056159,2075608
土中の有機物を速やかに分解して、土壌の理化学性を改善すると共に、作物の土壌病害菌を抑制し、微生物相を健全にする放線菌等を増強した、総合微生物の土壌活性剤です。
内容・特性
各種繊維素分解菌 | ワラ・モミガラ・ソルゴーなどを堆肥化して地力にします。 |
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放線菌群 | フザリウムなどのカビ系病原菌を抑制します。 |
光合成細菌 | 作物の生育を健全にし、品質を向上させます。 |
その他・細菌群 | 有機物を分解し、上記の菌群と共生して土壌を安定にします。 |
キチン・キトサン | 放線菌を増殖し、病害菌の抑制と、作物の健康な生育に効果があります。 |
使い方
使用量/10a当 | 作業方法 | |
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有機物の鋤き込み時施用 | 5~7袋 | 緑肥・残渣・堆肥などに散布して鋤き込んで下さい。 ・ハウス内は、鋤き込み後十分散水をしてください。 |
植穴・植溝施用 | 3~5袋 | 土とよく混合して、植穴に施用して下さい。 畝立て前に植溝に沿ってすじ播きをして下さい。 |
ハウス内太陽熱消毒法 | 5~7袋 | 稲ワラ等の有機物に散布して鋤き込んで下さい。 小畝を立て、ビニールで完全被覆をして、畝間に注水してください。 陽熱状態を3週間以上継続してください。 |
注意
- エヌケイ-52は、播種、定種の2週間前までに施用して下さい。
初期成育に害が出ることがあります。 - エヌケイ-52施用後に殺菌性農薬、殺菌力の強い石灰チッソ、消石灰などは施用しないで下さい。微生物の働きが悪く、効果が低下することがあります。
土壌消毒をする場合は、ガス抜き後にエヌケイ-52を施用してください。 - 微生物が元気に働くために有機物と水分が必要です。
- 在庫は直射日光、雨水の当たらない涼しい場所に保管してください。
- 人、動物には薬害はありませんが、目や口に入った場合はすぐに洗ってください。
- 内容、使い方などはカタログ、資料などをご参照してください。